63期生の成人式

2年前に高校を卒業した63期生の成人式が1月10日午後、学園講堂で行われた。外では小雪が舞う中、恩師や学園関係者、家族たちが真新しいスーツや華やかな振袖姿の新20歳たちの門出を祝った。
主催・教育振興会、協賛・中高同窓会で開かれたこの成人式。地元の成人式に出席しにくい卒業生のため、母校で同窓会を兼ねた成人式を―と企画され、今年で7回目になる。会場には昨年より約50人多い200余名の若者が集まった。
式典では、振興会の藤村善隆会長が開会あいさつ、山本順英・学園理事長の激励の言葉に続き、三村正明・中高校長も〝second to none(右にでるものがいない)〟という言葉を贈り「誰にも負けない、しっかりした人生を歩むように」とエールした。
そして中高同窓会の西川節子副会長(写真)は会長の代理として、薬剤師の経験から、青少年の薬漬けなどを憂え「大切なものは何?と問われたら、身体と命だと答えて後輩たちを導いてください」と成人の心構えを話した。
最後に新成人を代表して山本周君と三原綾乃さんが「自分を見失わないよう一日々努力を重ね、社会に貢献し、夢に向かって精一杯頑張っていきます」と決意表明をした。

続いて、ミニコンサートがあり、サックス奏者・山口マリさん(37期生)とピアノ奏者・増田瑞穂さん(46期生)が2重奏で後輩たちの晴れの日を祝った。
この後、舞台で恩師を囲みクラスごとの記念撮影。続いて懐かしい中高食堂で懇親会があり、恩師や同級生たちと久しぶりの再会を喜び合った。

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