「成人の日」の1月10日、20歳を迎えた74期生の成人式を学園講堂で開催、スーツ姿や華やかな振袖姿の新成人256人が集った。卒業から2年、巣立った母校で友と久しぶりの再会を喜び合い、恩師も参列して卒業して初めての同期の同窓会であった。
母校での成人式は平成17年(2005)から始まり(昨年73期新型コロナ禍で中止)、今年も卒業生のうち約4分の3の多くの新成人が出席した。
今回は、新型コロナ禍の中、万全の感染拡大防止対策として(3密の回避、検温・消毒の実施、マスクの着用、式典時間の短縮、ご家族の参列不可、懇親会の中止等)を行い、今までと違った制約のある中で時間短縮の上、静かで厳粛な式典挙行となった。
受付も、今回から主に74期生クラス代表が担当、感染対策上パネル越しの風景となった。
式では、パネル越しに主催者を代表して綿谷 基同窓会長の式辞、そして来賓を代表して吉川勝久学園理事長の祝辞で新成人を祝福・激励された。
この後、新成人代表として中島 卓哉君と和田 麻奈未さんが紅色等の花鉢で飾られた壇上にあがり、綿谷基同窓会長、来賓他会場の恩師に新成人としての感謝の気持ちと決意をパネル越しに誓った。式典の締め括りには全員で「帝塚山学園の歌」と祝歌「茜雲」を心の中で斉唱した。
式典後、壇上で担任だった恩師を囲み、クラスごとの記念撮影が行われた。今回は、座席から引き続きマスクを着用しての記念撮影、続いてマスクを外しての記念撮影と短時間での撮影であった。
クラスごとの撮影を終えた新成人は、名残惜しそうに学園を後に三々五々帰路についた。