69期成人式

「成人の日」の1月9日、20歳を迎えた高校69期生の成人式(主催・中高同窓会)が学園講堂で開かれ、スーツ姿や華やかな振袖姿の326人が集った。(写真)卒業から2年、巣立った母校で友と久しぶりの再会を喜び合った。
母校での成人式は平成17年から始まり、今年は卒業生のうち約8割が出席した。

式では、同窓会の錦織方人会長が新成人として①ルールとマナーを守る②社会人の一員として人間関係を良好にする③目標を高く掲げ、日々努力を―の3つの言葉を贈り、「若い日を無駄にせず、精進し、未来に向って歩んでください」とお祝いの言葉を述べた。

来賓を代表して吉川勝久理事長は「学園の中高ブランドの高さに驚き、嬉しく思っている。卒業生の皆様の活躍で、さらなるブランドの向上を期待しています」と祝福した。
有馬利治校長は「夢と希望を持って巣立った皆さん。夢はどのように膨らんでいますか。二十歳という節目の年に、もう一度、夢と希望を見据え、人のため社会のために活躍できる人になってください」と激励した。
この後、新成人代表として高知大医学部2年生の川島太志君と慶応大薬学部2年生の石本奈緒さんが紅白のシクラメンで飾られた壇上にあがり、錦織会長に新成人としての誓いの言葉を述べた。
川島君は「これからは自己の責任が問われる生活が始まります。時代の流れに身を委ねるのでなく、物事の本質を見極め、各々が学んだ知識や教訓を生かすことで社会の一翼を担う存在になりうるのだと決意を新たにしました」と述べた。
石本さんは「笑顔で成人式を迎えられるのは家族、先生方、帝塚山の仲間のお陰です。それぞれの夢をかなえ、社会に貢献できる日まで努力を続けていきたい。感謝の気持ちと成人としての決意を胸に、これからの人生を歩んでいくことを誓います」と述べた。
式典後、壇上で担任だった恩師を囲み、クラスごとの記念撮影が行われた。続いて懐かしい中高食堂で懇親会が開かれた。
(学園新聞359号より)

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