国公立大に177人が合格
中高進路指導部は2017年大学入試の合格状況(延べ人数)をまとめた。国公立大に177人が合格。
うち難関10大学には、東京大2人、京都大12人、大阪大15人、神戸大12人、北海道大、名古屋大各2人、東北大1人が合格した。8割以上が現役合格者で、男子英数コースのS理系選抜クラス、男女英数クラスが健闘した。
国公立大医学部医学科合格者は17人で、奈良県立医科大、防衛医科大学校各3人▽福井大、三重大、熊本大各2人▽滋賀医科大、京都府立医科大、大阪市立大、徳島大、和歌山県立医科大各1人。
女子特進Ⅰコースの国公立大合格者は19人。昨年の20人に続き、国公立合格者が定着した。
東北大、筑波大のほか、今年は東京藝術大、京都市立芸術大に各2人が合格。バイオリンや美術系の学科で、芸術系の学園の土壌で育む、それぞれの個性を生かした進路となった。
コース別では、男子英数コースのS理系選抜クラスで東大1人▽京大3人▽大阪大6人▽神戸大4人がいずれも現役合格。国公立大医学科合格者3人のうち2人が現役だった。
男子英数クラスは京大4人▽大阪大2人▽神戸大3人など。国公立大医学科には6人が合格した。
女子英数コースは、東大1人▽京大5人▽大阪大7人▽神戸大5人▽名古屋大2人など。国公立大医学科には、大阪市立大など5人が合格した。
特進Ⅱコースは国公立大医学科に3人合格。東京外国語大2人▽大阪府立大3人など国公立大に計34人が合格した。
特進Ⅰコースは大阪教育大、奈良教育大各2人など国公立大学19人。また、同志社大11人▽関西大18人▽立命館大9人▽同志社女子大14人など。
奥本恵・進路指導部長は、「難関校での現役合格者が目立った。学力の底上げを図り、それぞれのコースでセンター試験の平均点が上がった。特進Ⅰは特性をいかした進路決定ができた」と話している。