京大合格28人 県内高校で3位、全国15位
京大・阪大・神大で計67人
母校帝塚山高等学校進路指導部はこのほど、平成22年度卒業生の大学合格者状況をまとめた(数字は延べ人数)。
それによると、国公立大では京都大が28人と昨年度12人から一挙に16人増、県内高校では東大寺学園・西大和学園に次いで3番目に多く、全国高校ランキングで15位だった(同進路指導部調べ)。
神戸大も過去最多の24人(昨年度19人)、大阪大15人(同22人)と京大・阪大・神大の3大学合格が計67人と目立った。
他の主な国公立大の合格者は、東京大1人(昨年度2人)▽大阪府立大14人(同)▽大阪市立大12人(8人)▽北海道大2人(3人)▽東北大2人(0人)▽名古屋大3人(2人)など計198人にのぼり、昨年度の172人より26人増加した。
また、私立大も立命館大136人(昨年度109人)▽同志社大102人(87人)▽関西学院大91人(73人)▽関西大67人(61人)▽早稲田大17人(27人)▽慶応大11人(12人)など難関校私大6校への合格者が昨年度に比べ、55人増となった。
国公立医学部医学科は15人(昨年度22人)で、その内訳は防衛医科大5人(4人)▽奈良県立医大3人(1人)▽神戸大2人(1人)、このほか京都府立医大、大阪市大、信州大、高知大、山口大で合格1人となっている。
また、私立大の医学部医学科の合格者は兵庫医大11人(8人)▽関西医大6人(7人)▽近畿大5人(6人)▽大阪医大6人(6人)など43人(同35人)だった。
この結果について三村正明校長は「国公立、私立ともに右肩上がりが続いている。生徒たちは最後までよく頑張った。特に特進コース初の卒業生の順調な伸びが目立ち、喜んでいる。一部の他高校が伸び悩む中で成果が出たのは、担任・強化の先生方の地道で、きめ細かい指導のおかげだと思っている」と話した。 (帝塚山学園新聞319号より)